
スダシャポーニュース

2025年3月版
『スダシャポーニュース号 (第73号)』
暦はもう、春❣草花が自然に芽吹くように、自分の中で、芽吹いていた事、やってみたい、と心が向かう事に、しっかりフォーカスを当てて、ちょっとピッチを上げて動き出してみるのに良い季節ですね。
「卒業」も、「踏み出す勇気のいる1歩」もステージの変わる「先の見えない変化」も、味わい深い人生を彩る大切な1頁。どの季節も楽しんで、感謝して、自分自身と、そしてご縁ある大切な人と繋がりながら、喜びを分かち合える日々を創ってゆきたいと思っています。皆さまの心ときめく春の訪れを祝ってー。

2025年
夏帽子生徒作品展開催決定❣
とき:2025年5月24日(土曜)11時~18時
24日(日曜)11時~16時 終了予定
会場:帽子の学校 スダシャポー学院
1年半に一度開催している生徒作品展。2023年秋冬帽子から、久しぶりの開催となります。
季節は初夏。こころ華やぐ季節に想いを馳せ、生徒さんお一人お一人の個性、デザインを考え、技術もステップアップできるように、お伝えしながらの制作期間がスタートしました。
各自で自由に制作する販売販売用の帽子の他、共通のテーマで1点展示する、アート的コーナーの今回のテーマは「music♪」。好きな曲でイメージして、皆さんの中から、どんな帽子のお世界が広がるのか楽しみに、講師も伴走してい 行きたいと思います。
出品者の方は日ごろの学びの成果、作品制作に合わせて、帽子の選び方、被り方のコツなどの知識も深め、お客様に帽子の魅力をご一緒に楽しんでいただけるよう、一緒に準備してゆきましょう❣。
制作希望者があれば、子供用帽子、機能性帽子のコーナーも設けたいと思い検討中です。
当日のかぶり方レクチャータイム、他イベント内容は、後日決まり次第、ホームページにてお知らせしてゆきますので、ぜひ、後日また、チェックしていただければ幸いです。

information
この3月に95歳を迎えて尚、現役で帽子製作や、手縫い帽子クラスの講師を務めている、
スダシャポー学院 須田弘子先生が、帽子の素材として好んで制作してきた「和布の帽子」の取材を受け、 掲載される事になりました。
作品紹介だけでなく、自宅で 軽やかにおしゃれに被れる帽子の「作り方&型紙付」(1点)になり ますのでぜひ、お手持ちの和布や、お好み布での製作も お楽しみいただければ幸いです
*MUSASHI BOOK「和布と手作り」編集担当 浅井ゆかり(中等科在籍)
スダシャポー学院内で取材と撮影させて頂きました。弘子先生の帽子愛と手作りへのこだわりが読者のみなさんに伝わるようにと思っています。軽くてデザイン性のある 「タック入りクロッシェの作り方」を紹介しています。
Instagram@wafutotedukuri
★5月の夏帽子生徒作品展では、「和布と手作り」雑誌掲載記念として、講師作品コーナーにて弘子先生の帽子も展示販売いたします。ぜひ、生徒作品展にてご覧ください。

横浜高島屋ローズサロンにて特別講座
『優しい手縫いで涼しげな夏帽子』
開催 5月9日(金)13時30分~(3H)
講師 須田京子
超軽量で、涼しくて、ちょっとおしゃれな 夏帽子を作ります。完成品で被り方や、季節の帽子のお話もあります。

●受講料 4,180円
●材料テキストセット 4,400円
申込締め切り3日10日
※対象 高島屋友の会会員
取材されました!
東京ケーブルネットワーク番組<あらぶんちょ散歩>
数年前に取材していただいた番組の、出演者ターリーターキーのお二人が、再び大塚4~5丁目界隈を取材されていた流れで、突然の立ち寄り訪問があり、大塚教室の玄関先3月3日(月)~9日(日)でお話をしました。2,3分の短い時間ですが、過去のスダシャポー取材の模様もはさんで、放映される予定です。
当日ご覧になれない方も、後日YouTube配信されますので(スダシャポーHPにて、後日ご案内)スダシャポー近隣や、地域ごとに楽しめるお散歩情報など、合わせてご覧いただければ幸いです。
★お教室のお知らせ★
<スダシャポー学院LINE公式アカウント開設>
スピーディーにペーパーレスで伝達ができるように今後メインで使用してゆく、スダシャポー学院生徒
専用LINE公式アカウントができました。登録後はLINEでレッスン受講予約ができる他、Web版スダシャポーニュースが見やすくカラー画面になるなど、紙面より読みやすく、楽しくご覧いただける事と思います。
4月から本格始動になりますが、まずは3月末までに、来校時にLINE登録を、どうぞよろしくお願いいたします。
1、閲覧可能メニュー…スダシャポーニュース(バックナンバー含む)、研究会スケジュール、調整休日カレンダー。
2、レッスンの予約・申込・変更受付 ライン登録のやり方が分からない方は、お気軽にご相談ください。


その他のお知らせ
能登被災地の方へお贈りした帽子達💛
昨年、冬至の日に生徒さん有志と共に能登の被災地の方へとお贈りした帽子達は、さだまさしさんの風に立つライオン基金が期間限定でオープンしている『みんなのライオンカフェ』へ輪島の高名由美子さまがお届けくださり、お気に入りを見つけていただけている様子FACEBOOKにてご紹介くださりました。
*高名様コメントより・・・
「丁寧に作られた帽子には制作されたお一人おひとりから心温まるメッセージとお菓子を添えてくださって、みなさまのやさしさに胸を熱くしています。
カフェに集まるみなさんはそれぞれにお気に入りの帽子を被れば自然に笑顔が溢れます。スダシャポー学院のみなさん、ほんとうにありがとうございます。 みんなのライオンカフェであなたのお気に入りの帽子をみつけてください。」
☆彡私たちの想いを届けて、ご縁を繋いでくださった高名様(輪島・漆芸家高名秀人光様奥様)に心より感謝です。 引き続き、帽子で出来る事を出来る時に、小さな力でも、想いをカタチにして応援させていただきたいと思います。

<生徒作品展特別企画 耳より話💛>
毎回人気のお得価格で購入できるワゴンコーナーとは別に、今回は卒業生の方に寄付していただいた帽子を、経費を除いて「能登支援チャリティー募金に全額充当」するコーナーも予定しています。
心を込めて作った作品をどなたかに素敵被っていただき、ささやかながら能登支援へと、循環してゆけたらと思います。

※紹介イベントは、事情により、急遽変更・中止される可能性もありますので、 必ず「当日に開催をご確認の上」ご来場ください。



「帽子でちょっと良い話」第60話
『お守りタオルハットチャリティーワークショップを受講して』
タオルハットとの出会いは、中等科講座での課題です。フェイスタオルから帽子が作れることと天才的な構造が強烈に印象に残っていました。その後、何年か経ち、被災地支援のための簡単に作れるタオルハットが気になっていましたが、周りに癌に罹る方が何人もいらしたので、実用的でもありプレゼントされることで生きる力の支えになればと講座を受講、今回はあまりのシンプルさと被り方のバりエーションに魅了されました。
そもそもスダシャポー学院に入ったのは、「仲間と一緒に似合う色、似あう形の帽子を作って活動したい」という夢があった為ですが、ベレー帽をイメージしていたので、その夢はいつしか実現不可能ファイルに分類されていました。ところが、ほぼその夢を実現できるのが、このお守りタオルハットのワークショップだと気付き、改めて開催許可のある講座を受講しました。そしてワークショップを企画したのは、知人のサロンで各々が得意を持ち寄って塩絵やマッサージ、講座を愉しむグループ。あっという間に6名満席になり嬉しい悲鳴でした。
実際に開催してみて、参加された方々が自作の帽子を非常に喜んでくださったことが本当に嬉しかったです。寒い時期でもあり、今まで帽子とは無縁の生活だったのに自転車に乗る時に愛用してます。
夫に見せたら気に入って被っています、等の感想を頂きました。今や衣食住のすべて、出来あいが当たり前の時代ですが、小さくても、上手くいかなくても、自分の手で何かを造り出すことが「豊かさ」ではないかと思います。そんな豊かさを共有する時間を大切にしていきたいと感じるこの頃です。
中等科 崎川康子

※「帽子deちょっと良い話」や、みなさまの「帽子の活動情報」の原稿募集中💛イベント開催、マスコミ掲載等、小さなチャレンジも是非お寄せください。