2018年8月&10月の優秀作品
『植物~牛乳パックからの植物』
牛乳パックをふやかし、糊入れをして成型した根気が勝負の作品。動くと揺れる水色のブレードは種、チュールをあしらい土から芽が出た様子を黄緑のワイヤーで表現。「再生」と「土に還る(燃やせる作品)」という、作者ならでは世界観も興味深い
作者:松岡順子さん (中等科)
『植物~カイワレ大根~』
白いシルク生地を染めて作った葉っぱ、自由に曲がるワイヤーナチュラル感ある茎、ジオラマ素材使用した土。シゾール帽体ベル型素材をハンドワークで、バランスの良く、浅目のダブルブリムにまとめている。遊び心満載の、あっぱれな作品に拍手。
作者:成田佐知子さん (高等科)
『植物~食虫植物ラフレミア(子)~』
親帽子とほぼ同素材を使い、ワンポイントのお花飾りのカチューシャタイプのヘッドドレス。生成りのブレードが異素材の存在感で程良い変化を出し、中心のパールでコクのある味わいと華やかさが加わった。被り映えする作品はパーティにもおススメ。
作者:浅井ゆかりさん
『植物~食虫植物ラフレミア(親)~』
食虫植物からのイメージを広げ、自由度の高いアート作品に。モノトーンのハードチュール、ホースヘアブレード、グログランリボンの素材を融合させてダイナミックな動きにまとめた所がGOOD!
作者:浅井ゆかりさん (中等科)
発見と学び溢れる「帽子研究会」の、個性溢れる注目作品のご紹介
帽子の学校スダシャポー学院では、毎月テーマに合わせて、初等科から、高等科まで合同で、授業の中で帽子研究会も行っています。帽子の知識等の座学だけでなく、似合う被り方の実地レッスン、また、初等科以上のクラスで各自が制作したオリジナルデザイン帽子を元に、より良い作品作りに役立つ帽子の見方や、発想を広げるレッスンも行います。研究会に出品された作品の中で、注目作品や優秀作品を、写真とコメント付きでご紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。