2014年10月・11月の優秀作品
テーマ ハロウィン
『楽しいハロウィン』
綿素材にアクリル絵の具を使って、ご自身でイラストを描かれている。プロとしてご活躍のペイントの魅力もさることながら、ワイヤーで組まれた吟味された蜘蛛の巣のバランスが素晴らしい。じっくり取り組まれた成果を感じる作品に。
●宮地 としみさん (中等科)
『お菓子をもらうゾ バケツのお化け・被っても置いてもかわいい』
被るときは、バケツの底が上になり、オレンジのフエルトのスカラップ模様が楽しいパーティーハットに。持つときは、逆さにしてキャンディーを入れるバケツ型に変身。素材の吟味、細部の仕上がりもこだわった作者のポップで楽しい世界観がGood♪
●布施 あつ子さん(高等科)
『帽子をかぼちゃに見立てて』
ふんわりと膨らんだカボチャ型にパターンをアレンジし、カラフルな素材と動くトリミングで楽しい作品に。配色や飾りのバランスが丁寧に吟味されており、小さいながらも存在感のある仕上がりに作者の意欲とチャレンジを感じる。
●谷川 涼子さん (中等科)
『ハロウィンカラー』
自作のパターンのクロッシェ型に、カボチャ、コウモリのトリミング、ブリム裏のしっかりした黒布が全体を引き締め、大人が街で被って楽しめる、楽しい作品に仕上がっている。飾りの質感、ボリューム、付ける角度など絶妙なバランスに拍手。
●伴場 久仁子さん (中等科)
発見と学び溢れる「帽子研究会」の、個性溢れる注目作品のご紹介
帽子の学校スダシャポー学院では、毎月テーマに合わせて、初等科から、高等科まで合同で、授業の中で帽子研究会も行っています。帽子の知識等の座学だけでなく、似合う被り方の実地レッスン、また、初等科以上のクラスで各自が制作したオリジナルデザイン帽子を元に、より良い作品作りに役立つ帽子の見方や、発想を広げるレッスンも行います。研究会に出品された作品の中で、注目作品や優秀作品を、写真とコメント付きでご紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。