2014年3月の優秀作品
テーマ レディーガガをイメージした帽子
『魔女のバラード』
課題のプレイトハットを、『魔女の指先』のようなイメージを入れた飾りと多種の羽根のトリミングで、見事に多種の羽根を使ったトリミングで、見事に、個性的なアクセントの効いた作品に仕上げている。揺れる羽根や立ち上がったポイント飾りが効果的。
●伴場 久仁子さん(中等科)
『・・LOVE』
ビッグベレー型をハンドワークでまとめた1点物のベロアフエルト帽。チュールで作品に奥行を感じさせ、チェーンに揺れるハートとアンテナのようなシルバーのモールが、自由で、チャーミングな本人に似合いそう。
●井上 裕希さん (帽体専科)
『ポップ パフォーマンス』
薄いシルクの生地の円形を段々に重ね合わせ、コンパクトにも、ボリューミーにも変幻自在な個性派作品。飾りのトリミングも細部まで丁寧にしあげ、トップのタッセルの錘が全体を引き締めている。被りここちの良さも素晴らしい
●内山 邦子さん (中等科)
『ルージュに合わせて』
美しい赤の帯地を使い和洋融合のモダンな舞台映えするシルクハット風の帽子。クラウン途中を絞ったシェイプや、後部の切り替えブリムが効果的。大胆な羽根の飾りがゴージャスで軽やかにまとまり、キャリアを感じる作品に。
●只野 末子さん (高等科)
『水の戯れ』
光沢あるプリーツ素材の魅力と癖を活かし、創作の格闘の上、単一の素材でありながら変化有る美しい流れあるシルエットにまとめている。造形の魅力を充分に表現している作者のハンドワークのキャリアを感じる良い作品に。
●宮内 和佳子さん (高等科)
『おしゃれ・ワイルドに』
課題の3段シニヨン型に、飾りのトリミングで、本人の個性的な面を印象付けるキュートで存在感ある作品に仕上がっている。何といっても、可愛いワインカラーとエレガントなストーンに合わせた豹のトリミングが素晴らしい。
●本宮 洋子さん (中等科)
発見と学び溢れる「帽子研究会」の、個性溢れる注目作品のご紹介
帽子の学校スダシャポー学院では、毎月テーマに合わせて、初等科から、高等科まで合同で、授業の中で帽子研究会も行っています。帽子の知識等の座学だけでなく、似合う被り方の実地レッスン、また、初等科以上のクラスで各自が制作したオリジナルデザイン帽子を元に、より良い作品作りに役立つ帽子の見方や、発想を広げるレッスンも行います。研究会に出品された作品の中で、注目作品や優秀作品を、写真とコメント付きでご紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。