2014年2月の優秀作品
テーマ オダギリジョーをイメージした帽子
『普段使いの帽子』
オリジナルのパターン制作がバランスよくまとまり、ごく細い中央のブレードが飾りが新鮮なシンプルな中折れハット型。 主張のないさりげない仕上がりには、布の質感、持った時の感触、被り心地などフィット感良さなど安心感が持てる作品に。
●松岡 順子さん(中等科)
『芸能人オーラを押さえる帽子』
バランスよく、余分の無い、完成度の高いオリジナルキャスケットパターンで、目深目のブリムがコンセプトに合っている。コットン芯やウレタン芯を上手に使い、持ち心地、被り心地の良い仕上がりに、作者のこなれたキャリアを感じる。
●成田 佐知子さん(高等科)
『男性的で、かつ、しなやかに』
意外性のある布選びとデザインだが、本人の醸し出す雰囲気を上手くとらえ、遊び心を大胆に仕上げている。 光物の生地や、きらめくピアスで、不思議な存在感とオーラを引き出し、舞台映えしそうな作品になっている。
●菅原 まり子さん(中等科)
『カジュアルに、ちょっとチャラい感じも?!』
自作の手織生地で制作したクロッシェ型に、自作のネックレスにもなる飾りをあしらい、黒のベースにカラフルな遊び心ある配色が楽しい作品に。 個性的な、完成度の高い、初等科初出品チャレンジに拍手。
●菊原 恵子さん (初等科)
発見と学び溢れる「帽子研究会」の、個性溢れる注目作品のご紹介
帽子の学校スダシャポー学院では、毎月テーマに合わせて、初等科から、高等科まで合同で、授業の中で帽子研究会も行っています。帽子の知識等の座学だけでなく、似合う被り方の実地レッスン、また、初等科以上のクラスで各自が制作したオリジナルデザイン帽子を元に、より良い作品作りに役立つ帽子の見方や、発想を広げるレッスンも行います。研究会に出品された作品の中で、注目作品や優秀作品を、写真とコメント付きでご紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。